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昔の写真を整理してたら懐かしいのが出てきた!
このハンバーグ美味しかったけどどこの店やったっけ?
「昔行ったカフェ、名前は忘れたけど景色は覚えてる…」
「友達と撮った写真に写ってる建物、どこやったかな?」
そんな経験、ありませんか?
私はよくあります(笑)。
スマホの写真フォルダを見返して、「あれ?これ、どこやったっけ?」と困ることがしばしば。
で、ふと「ChatGPTって、こういうの教えてくれるんやろか?」と思って試してみたのがこの記事のきっかけ。
今回は、実際にChatGPTにいろんな情報を投げかけて、場所を特定できるかをガチ検証!
その結果をまるっとまとめていきます。
ChatGPTで場所を特定できるってホンマ?初心者でもできるのか試してみた!
聴けばなんでも応えてくれるchatGPT、特に有料版だと写真をアップロードして解析してくれます。
こんな感じで写真に何が載っているのか?ラーメンだと何がトッピングされてるのか?スープの色から何味なのか?を判別できます。
煮干しラーメンを当ててきたのはかなりビックリしました。
食べ物の写真から店を特定することも可能だそうで、今回はもう少し深堀りしていきます。
ChatGPTは位置情報を持っていない?
まず最初に理解しておいてほしいのは、ChatGPTはリアルタイムの位置情報やGPS機能は持っていません。
たとえば、「今この写真撮ったけど、どこ?」って聞いても、写真に含まれる位置情報(Exif)などは読み取れません。
画像を解析することはできますが、画像のデータを処理することはできません。
例えば撮影された日やGPS情報などは解析できませんのでご注意ください。
それでも、言葉や写真に映っているものから、推測する力は持っているんです。
chatGPTにキーワードで場所特定を試してみた【実験①】
「大阪にある、グリコの看板が見える場所ってどこ?」
まずは定番の質問からスタート!今回は画像を読み込ませずにキーワードだけで試してみます。
ChatGPTの回答はこうでした:
📍【道頓堀グリコサイン】
住所:大阪市中央区道頓堀1‑10‑4(戎橋南西たもと)tabikobo.com
大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」14号出口から徒歩約2分
阪神「大阪難波駅」徒歩約5分/南海「なんば駅」徒歩約7分
とんぼりリバーウォーク
> 道頓堀川の北岸の遊歩道。人混みを避けて、広角で全体を撮れるおすすめ位置です。
戎橋南西たもと(川沿い歩道)
> 看板の脚元が間近に見られ、大迫力の光景が楽しめます。夜はLEDの演出が美しいです。
rurubu.jp
これ、大正解!
やはり定番の観光地に関してはバッチリ把握してるようです。
そりゃテキストベースだと簡単に特定できるよねぇ。
じゃあ写真に乗ってるのだけ試してみよか?
chatGPTに場所特定を写真に写ってるものだけで当てられる?【実験②】
次に、私はこういう写真をアップしました(ChatGPT Plusで画像対応モデルを使用):
-
海と鳥居が写っている風景(ヒントなし)
そしてこう聞きました:
「この写真、どこかわかる?」
するとChatGPTは、
正直、これも正解!
鳥居の位置や風景から、しっかり推測してくれました。
思い出語りから当てられるのか?【実験③】
次はちょっと難易度を上げて、写真なし・キーワードだけで質問。

海岸、岩場の波打ち際、巨大な亀の石像
場所はどこ?

おそらく探しておられるのは――
🐢 城崎マリンワールドの「浦島太郎の石亀」(兵庫県豊岡市日和山海岸)
手がかり 一致ポイント
城崎に近い海岸 水族館「城崎マリンワールド」は城崎温泉駅からバス10分、日和山海岸に面した崖上にあります。
岩場の波打ち際にある巨大な亀像 園内の屋外エリア「Sea Land」へ向かう途中、海に突きだした岩場に花崗岩製の大亀像が鎮座。全長約2.5 mで子どもがよじ登れるサイズ(現在は安全のため登攀禁止)。
浦島太郎モチーフ 亀の先には小さな「竜宮城」風の建物が設置され、浦島伝説ゆかりの撮影スポットとして知られています。
実際に登って遊べた時期があった ブログや旅行記に「昔は子どもが乗って写真を撮れたが、今は禁止になっていた」との記述あり。
ameblo.jp
位置・アクセス
住所:〒669-6192 兵庫県豊岡市瀬戸1090 城崎マリンワールド敷地内
これも正解!
実際に私が行って亀の石像に乗って写真を撮ったのを覚えています、かなり良い線いってますね。
逆に全然ダメだったパターンも紹介しておく【実験④】
全部がうまくいくわけじゃありません。
いやいや、流石に簡単すぎたか。
次はGoogleマップで適当に選んだ場所の写真をアップしてみるで。
GPTちゃん解析中
おお なんかよくわからないけど画像をズームアップして要所要所を解析しているようです。
判別ポイント
手掛かり 説明
屋根いっぱいに白抜きで「つり具」 湖岸道路や幹線道路沿いでアイキャッチに使われる、かなり珍しい看板形式。
右奥に水面とガードレールが写り込む 建物のすぐ向こう側が湖(琵琶湖)で、道路との高低差がわずか。
左の建物が町家風の白壁・黒格子 高島市今津~マキノ付近に多い湖西特有の外観(軒の出が深い)。
前面道路が片側 1 車線+追い越し用破線 国道161号旧道(湖岸線)と一致。
正しい場所
フィッシングショップ 303(さんまるさん)今津本店
〒520-1623 滋賀県高島市今津町住吉2-10-3
(国道161号〈湖岸線〉「今津湖岸」交差点そば)
屋根に大書きした「つり具」の白文字で地元では有名。
店舗南側がすぐ湖面で、駐車場も広い。
向かい(写真左)の町家風建物は同店の別棟倉庫兼店舗。
Google ストリートビューでも “屋根看板+白壁格子の建物+湖面” が完全一致します。
残念!
正解はここでした。
似たような場所が沢山あるところや特徴があまりない場所は当てにくいのかもしれません。
ちなみにGoogleに画像検索してみるとどうなるでしょうか?
似たような建物と勘違いしたようです。
Googleマップから拾ってきた画像なのでGoogleという互換性があるのかなと思いきやそうでもないようです。
AIにはまだまだ判別は難しそうです。
ChatGPTで場所を特定する時のコツと限界とは?
場所特定でいろいろと試してみた結果次のようなことに注意すると特定につながりやすいです。
- キーワードを出来るだけ具体的に伝える
- 出来れば画像付きで聞いてみる(課金限定)
- 何度か言い方を変えて質問してみる
コツ①:キーワードをできるだけ具体的に伝える
たとえば「海」とだけ言うより、
-
白い砂浜がある
-
後ろに灯台が写ってた
-
崖の上に鳥居が見えた
など、視覚的・地理的特徴を言葉にするのがポイントです。
写真がない場合は、記憶をできるだけ掘り起こしましょう。
コツ②:できれば画像つきで聞いてみる(Plus限定)
GPT-4(またはGPT-4o)では、画像を読み取る機能があります。
スマホで撮った写真をアップして、「この写真どこ?」と聞くと、意外と高確率で推測してくれます。
ただし注意点として、
-
顔や文字がボケている
-
全体の雰囲気だけの写真
-
無名のローカルスポット
などでは精度が落ちます。

似たような建物とかは結構間違える可能性が高いな。
看板の文字は解析してくれるし、意外と〇〇という地方にしかない看板とか風景を特定してくれるからええよ
コツ③:何度か質問を変えてリトライする
ChatGPTは1回目で完璧に当てるとは限らないので、
「じゃあこれならわかる?」と追加情報を伝えてみると、次第に答えが絞られてきます。
まるで探偵ごっこみたいで楽しいですよ(笑)
情報が足りなさすぎると逆にchatGPTから「覚えている範囲でかまいませんので、もう少し情報をいただけますか?」と聞かれます。
ChatGPTでの場所特定の限界
-
GPSやリアルタイム位置情報には対応していない
-
正確な施設名やマイナー地名は難しい場合あり
-
写真のExif情報などは読み取れない
-
検索エンジンのような地図機能はない
つまり、あくまで「推理」レベルの精度だと考えておきましょう。
【まとめ】実際に使ってみた感想まとめ:意外と使えるけど過信は禁物!
-
ChatGPTでは写真やキーワードから場所特定が可能
-
ただしGPSやExif情報の読み取りはできない
-
定番スポットはテキストだけでも高精度で特定可能
-
画像認識機能は有料版(GPT-4/4o)で利用可能
-
食べ物や建物などの視覚情報から店名を推測できることも
-
写真の構図や背景の情報が重要
-
視覚的特徴を言葉で詳しく伝えると精度アップ
-
ローカルな場所や似た建物の多い場所は誤認識も
-
「亀の石像」など特徴が明確な場合は正解率が高い
-
特徴が曖昧な画像では判断が難しい場合もある
-
看板の文字や構造物の解析が得意
-
Googleマップの写真でも誤認識するケースあり
-
画像に写っている物の特徴から地域を推測できる
-
複数回質問し、情報を追加することで精度が上がる
-
画像の鮮明さや写り方で正確性が変わる
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検索エンジンのような地図照合機能はない
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位置特定は「推理」の域を出ない
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正確な施設名や細かい地名の特定は不得手
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使い方によっては探偵気分で楽しめる機能
-
思い出の場所を思い出す手助けになる可能性あり
ChatGPTは、写真や記憶のキーワードから、けっこう正確に場所を予測してくれます。
「そうそう、それやった!」とスッキリすることもあり、これは一度試す価値ありです。
特に旅行好きな方や、昔の記憶を整理したい人にはピッタリ。
地図アプリやSNS検索との併用がオススメなんですが「ここって絶対この場所や!」と断言するにはちょっと不安もあります。
なので、ChatGPTであたりをつけて、GoogleマップやSNSの画像検索で答え合わせするというのが一番確実です。
私も何度かこのコンボで、「うわ〜ここ行った行った!」と懐かしい気持ちになりました。
正直、ChatGPTがここまで「地名っぽい推理」をしてくれるとは思ってませんでした。
でも、画像認識の精度もどんどん上がってきていて、近い将来、本当に「写真1枚で場所特定」も実用レベルになるかもしれません。